【根室市 落石シーサイドウェイ おちいし岬パスで見られた植物など】
落石地区マリンビジョン協議会主催の『おちいし岬フットパス大会』が
開催され、40名ほどの方と一緒に『落石シーサイドウェイ おちいし岬パス』を
歩いてきました。
落石地区マリンビジョン協議会⇒ https://www.facebook.com/ociishi/
落石シーサイドウェイ⇒ http://www.nemuro-footpath.com/ochiishi/
約40名でさあスタート |
トウゲブキ <Ligularia hodgsonii> |
クルマバナ <Clinopodium chinense> |
キタノコギリソウ <Alpine yarrow> |
本当の『落石岬』 <Cape Ochiishi> |
スタート地点の落石漁協は暑いぐらいでしたが、おちいし岬のフットパスコースに
着くと海からの心地よい風が吹き、歩くのに最適でした。
遠くからは、札幌から来られた方もいて、一緒に花や景色を楽しみながら歩きました。
地球環境モニタリングステーション |
エゾミソハギ <Willow herb> |
エゾカワラナデシコ <Fringed pink> |
ゆるやかな草原を登ったり下ったり |
間もなく灯台に到着 |
落石岬灯台では、根室海上保安部のご好意で灯台内部の見学もできました。
日頃見ることのできない灯台のランプを間近で見たり、上部から太平洋や
落石湿原の広大な景色も堪能できました。
落石岬灯台見学 |
35㎞先を照らす灯り |
落石岬の草原とアカエゾマツ林 |
灯台から太平洋を望む |
さらに旧落石無線局、現銅版画家の池田良二氏のスタジオも見学させていただき、
7日~11日まで開催される『落石計画』の展示準備のため学生さんたちが鋭意制作展示中でした。
旧落石無線局 現銅版画家池田良二氏スタジオ |
対話空間 銅版画による茶室 |
落石漁協に戻ってくると、前浜で採れた昆布やタコ、魚などをおいしく調理してくださった女性部「霧娘」謹製のお弁当と汗をかいた体にしみわたる花咲ガニの鉄砲汁をいただき、歩きを終えた空腹を満たしてくれました。
たっぷり歩いて、お腹ぺこぺこ |
前浜の食材たっぷり 落石漁協女性部『霧娘』謹製のお弁当 |
花咲がにの鉄砲汁もおいしかった |
落石シーサイドウェイは、「おちいし岬パス」のほかに「浜松パス」もあります。
こちらは、崖の上に広がる草原に馬が放牧されており、近くで見ることができます。
また、美しい海岸、味わいある漁村、沖合に浮かぶユルリ・モユルリ島などを楽しみながら歩くことができます。
そのほか、根室には4本ほどフットパスが整備されています。
ぜひ、道東・根室の原風景や産業風景を歩いてみてはいかがでしょう。
<白い花>
ヤマブキショウマ・キタノコギリソウ・ナガボノシロワレモコウ
オオヤマサギソウ・オオハナウド・マルバトウキ
セイヨウノコギリソウ・フランスギク・シロツメクサ
<黄色い花>
トウゲブキ・シコタンキンポウゲ・カラフトダイコンソウ
オトギリソウ・エゾノカワラマツバ・コウゾリナ・コシカギク
<青・青紫の花>
クサフジ・ナンテンハギ・エゾノレンリソウ・ウツボグサ
タチギボウシ
<赤・ピンクの花>
エゾミソハギ・エゾイヌゴマ・クルマバナ・エゾカワラナデシコ
エゾフウロ・ハマナス・チシマアザミ・アカツメクサ
<目立たない花>
ハナイカリ・アキカラマツ・ワタスゲ(綿毛状)
<種や実・そのほか>
ゴゼンタチバナ(実)・モウセンゴケ